こんにちは!RepaintのKengoです。
今日は楽曲制作の裏側について話していきます。
「曲ができる過程を知りたい」
「曲を作る手順がわからない」
と言う方はぜひ参考にしてみてください。
この記事を読むべき人
・作曲初心者
・将来曲を作りたい方
曲が完成する流れを紹介!
オリジナル曲を完成させるには全部で7行程ほどあります。(場合によっては多かったり少なかったり)
コンセプト決め
↓
作曲
↓
編曲
↓
作詞
↓
レコーディング
↓
ミックス
↓
マスタリング
このような手順で曲が作られます。
見慣れない言葉がでできたかと思いますが、順番に解説していきます。
コンセプトを決める
まず第一にコンセプトを決めます。
ここをおろそかにすると、よくわからないジャンルの曲になります。
どう言う曲にしていきたいのかしっかり決めましょう。
決めた方がいいこととして…
・使う楽器の種類
・曲の長さ
・曲のジャンル
・歌ものかBGMか
曲のジャンルとして…
・ヒップホップ
・ロック
・ポップス
・アニソン
・バラード
などなどが挙げられます。
ジャンルを決めたはいいけど、どうやって作ればいいかわからない人もいるでしょう。
そう言う場合は、そのジャンルの参考曲を用意することです。
参考曲を用意して曲を作ることで、気づきがあります。
「ここでギターが登場するのか」
「ドラムは16ビートを使っているな」
などなど、そのような発見を自分の楽曲に取り入れてみると良いでしょう。
作曲して土台を作る
作曲のパートでは主にこの2つを考えていきます。
・コード進行
・メロディライン
先にコード進行を作り、その上にメロディラインを作っていきます。
DAWという音楽制作ソフトを使って曲を作っていきます。
このDAW制作ソフトは必須になってきますので、持っておいた方がいいでしょう。
よく作曲前に歌詞を考えると言う方がいますが、あまりおすすめできません。
理由として。歌詞を先に考えると、曲の構成がバラバラになってしまう可能性があるからです。
ほとんどのアーティストが、作曲先で歌詞を考えるか、同時に考えるかのタイプのようです。
編曲して曲調を表現する
作曲の次は編曲作業をします。
編曲ではどのようなことをやるかと言うと…
・楽器の追加
・アレンジ
特に楽器次第でどのようなジャンルの曲になるかがある程度決まるので、しっかり選んでいきたいところです。
バラード系を作るなら、ピアノやストリングスなど
ロック系を作るなら、エレキギターやベースなど
を入れていく感じになります。
アレンジは、各楽器の音作りをしていきます。
例えば、ベースのフレーズを作ったり、ギターのリフを考えたりします。
楽器によって音の作り方が変わってきます。
例えば、ピアノはコードやアルペジオを弾くもの。
ベースは基本的にはルート音を鳴らすもの。
このような理解をして一つ一つ勉強をしていくと良いでしょう。
個人的に最初はピアノの編曲から勉強すると良いです。
ピアノがどの楽器においての土台になっていると思っているので、近道だと考えています。
どうやって作ったらいいかわからない方は、とにかく参考曲を用意しましょう。
困ったら参考曲です。
得られることがたくさんあります。
作詞をして言葉を当てはめる
作詞をする上で重要なのは…
・歌いやすさを意識
・説明しすぎないこと
メロディラインに言葉を当てはめるだけでもいいですが、言葉の発音の仕方と一致させる方が望ましいです。
例えば、りんごは、り⤴︎ん⤵︎ご⤴︎と発音します。
このワードをメロディに入れる際は、メロディラインも上がり下がりするようにした方がいいわけです。
そうすることで違和感ない自然な歌詞になります。
さらに、説明しすぎないことも重要です。
説明しすぎると、堅苦しく、ダサい感じになってしまいます。
なので伝えたいことを簡潔な言葉に変換していきましょう。
ストレートな表現より、遠回しな意味合いで歌詞を考えることで、聴いている人を魅了させることができます。
場合によってはストレートな歌詞でも刺さることがあります。
レコーディングしてボーカルを追加する
レコーディングか合成音声ソフトでボーカルを追加していきます。
実際の声などをレコーディングする場合には…
・収録場所
・機材
が必要になります。
収録場所に関してはこちらの記事を参考ください↓
特に人の声などをレコーディングする際は、何回も取り直しした方がいいと考えています。
ボーカルに関しては曲の主体にもなるので、ここがしっかりしてないと曲を聴いてもらえません。
納得がいくまで取り直しをしましょう。
合成音声ソフトでボーカルを追加する方法もあります。
最近ではAIが自動で調整してくれるので、そこまで手動で調整する必要がないでしょう。
こだわりたい方は手動でやるのもありです。
AIでも全然いいクオリティを出せます。
ミックスをして音量バランスを整える
ミックスは楽器一つ一つの音のバランスなどを調整していきます。
音のバランスがバラバラだと、聴き心地が悪いものとなってしまいます。
特にボーカルの音は前に出るように、そのほかの楽器はボーカルを邪魔しない程度に配置しましょう。
僕がミックスでやっていることは…
・音量バランスの調整
・パンニング
・EQ処理
この3つです。
パンニングとは左右に音を振り分ける作業のことを言います。
よくイヤホンで片方から楽器が聴こえる状態に遭遇したことがありませんか?
これはパンニングの作業が施されています。
パンニングをすることのメリットとして、音同士のぶつかり合いを避けれることです。
ほとんどの楽曲で施されているので、しっかりやっていきましょう。
続いて、EQ処理です。
EQ処理は、各楽器の音同士が邪魔にならないように、抑えたり、増したりします。
基本的には各楽器に譲るように調整することが多いです。
詳しくは別の記事で解説していきます。
マスタリングをして完成させる
ミックスは楽器一つ一つ対しての音量バランスの調整でした。
マスタリングは曲全体の音の調整になっていきます。
マスタリングでやることとして…
・音圧・音量の調整
僕は特にここを意識してやっております。
他にも色々施すことがあるみたいなのですが、沼にハマりそうなので、僕は手をつけていません笑。
まず、音圧は何のために上げるのかと言うと、音を良い音に聴こえやすくするためです。
音圧が低いとほかの曲に比べて、埋もれてしまって、スキップしてしまうこともあるでしょう。
ですので、音圧を上げることが大切です。
ですが、あげすぎるとダイナミックスさが失われたり、うるさい音楽になってしまうので注意も必要です。
最近では自動でAIがマスタリングしてくれるツールもあるので、試してみるのも良いかもしれません。
マスタリングで音圧を上げる方法として、リミッターやマキシマイザーを使うことです。
そうすることで手軽に音圧を上げることができます。
AIを使って自動マスタリングで音圧を上げることも可能です。
こちらの記事も参考ください↓
曲が完成したら何をすればいい?
曲が完成したらやることとして…
・動画編集をする
・動画をアップロードする
・音楽配信サービスで配信する
などなどがあげられます。
動画をアップロードする際は、1枚絵みたいなのが必要になります。
絵師さんに頼むのもOKですし、自分で描くのもよしです。
完成できたらいよいよアップロードです。
曲が伸びるかどうかは、運要素がかなり大きい気がするので、曲をどんどん出してチャンスを掴んでいきましょう。
大体どのくらいかかる?
曲のクオリティにもよりますが、僕の場合ですと、2週間〜4週間ほどで完成します。
楽器数が少ないものですと、意外とすぐ終わったりします。
逆に多いものや、共作となってくると時間がかかるでしょう。
毎日2時間ほどコツコツやってこのくらいですので、合計14時間〜28時間といったところでしょうか。
ちなみにこのペースは割と早い方らしいです笑。
割と妥協しちゃっている部分もあるからだと思います。
人によって個人差があったりするので、作業量も異なります。
大体月に一曲できたらいい方だと思っています。
曲ができる流れ【まとめ】
今日は曲ができる流れを解説していきました。
コンセプト決め
↓
作曲
↓
編曲
↓
作詞
↓
レコーディング
↓
ミックス
↓
マスタリング
これらの7工程を終えて曲がようやく完成になります。
全部一人でやるのは無理だなと思った方は、誰かにお願いするのもありです。
特に作曲はできても、作詞やミックスができないと言う方は結構多いです。
TwitterXで募集をかけてみると比較的に集まったりもします。
ただ全部一人で担ってこそが、真の一流アーティストだと僕は考えています。
なのでできれば全部できるようになりたいところです笑。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまた次回!
これをしれば誰でもオリジナル曲が作れる完全版の記事を書きました!
ぜひ参考にしてみてください!