皆さんこんにちは!DTM製作所のKengoです!
YouTubeでオリジナル曲を投稿しているので検索してみてください!
ピアノやキーボードで演奏しているときに…
「打鍵音がうるさくて迷惑か心配…」
「苦情が来た…」
「対策方法が知りたい」
などなど悩んでいる方も多いでしょう。
そんな皆さんに今回はその悩みを解決する8つのアイデアを考えてきたので紹介していきます!
ぜひ今後の音楽ライフに役立ててください。
この記事を見るべき人
・家でピアノの演奏をよくしている人
・賃貸に住んでいる人
・打鍵音がうるさいと自覚している人
ピアノの打鍵音を軽減する8つのアイデアを紹介!
自分が思う改善策を8つ考えてきました。
すべてをこなす必要はないので、自分ができそうだと思うものを選んで取り組んでみてください。
1. ピアノ専用のマットを敷く
これは個人的に一番確実で低コスパでできる解決策です。
安いものだと4000円ほどで、高いものでも1万円するかしないかくらいです。
マットの大きさもあるのでピアノの大きさに合わせて購入すると良いでしょう。
マットなのでピアノのサイズに合わせてカットできます。
マットはそのままピアノの下に敷くだけです。
机の上にキーボードを載せている場合は…
キーボードと机の間にマットを敷き、さらに机と床にも敷いてやるとベストです。
電子ピアノ(重いの)の場合そのまま床の上に敷く感じです。
実際に試してみた感想があるので下記も合わせて参考にしてみてください!
2. 鍵盤が柔らかいものを買う
鍵盤には重い硬いものと、柔らかいタイプがあります。
鍵盤が重い、硬いと強く叩かないといけないため、周囲に打鍵音が響いてしまいます。
強弱をつけて演奏したい場合…
確かに重い、硬いピアノのほうが練臭しやすさや表現の幅が広がります。
コンクールでてるような方が柔らかいピアノを使うと違和感を感じてしまうでしょう。
なのでそういう方は安い電子ピアノを買うことはオススメしません。
10万円以上する高い電子ピアノは、比較的打鍵音が静かなものが多い傾向にあるみたいです。
よくお金と環境と相談して選ぶようにしましょう。
3. 自宅に防音室を設ける
自宅に防音室を設ける方法は2つあります。
・クローゼットを改造する
・家に個室の防音室を置く
一つ一つ解説していきます。
クローゼットを改造する
家に人が入れるようなクローゼットがある場合、もしかしたら活用できるかもしれません。
その中を収録制作スタジオにすることもできます。
あの有名の歌い手「Ado」さんも自宅のクローゼットを魔改造して収録していたみたいです。
壁に遮音シートと吸音材を貼れば、周囲への音の伝わりは軽減できるはずです。
重要なのはこの2種類のシートを張らないと効果が薄いことです。(自分はやらかしたのでその思いをさせたくない…)
また遮音シートの上に吸音材を貼ることもお忘れなく。
材料や手間はかかりますが、熱意があればやってみるといいかもしれませんね!
ちなみに僕もクローゼットを魔改造して収録スタジオにしました(笑)
今後クローゼットを防音室にする方法の記事を書いて紹介したいと思います。
家に個室の防音室を置く
個室防音室は先ほどのクローゼットを魔改造するより、だいぶコストが掛かってしまいます。
個室防音室は相場が15万~20万ほどです。
ピアノの打鍵音を買うためだけに買うのはもったいないです。
グランドピアノを持っていたり、家でレコーディングの予定があるなら別ですが(笑)
特に安い段ボールで作られた防音室はレビューが悪いみたいです…。
確かに防音対策はクローゼットより完璧で優れているかもしれませんが、デメリットもあります。
それは夏場は特に室内が暑くなってしまったり、空気の流れが悪く作業にならないんだとか…。
長時間の使用は厳しいかもしれませんね。
価格が高いので、そこらへんもちゃんと考慮して買いましょう(笑)。
4. 強く弾かない
言うまでもないですが、とにかく強く弾かないことです(笑)。
勢いをつけて強く叩くとどうしても打鍵音が出てしまいます。
常に優しく叩くこと意識してみましょう。
そうすることで「ピアニッシモ」や「メッゾピアノ」などの練習にもなるかもしれませんね!(ネタすぎて多分伝わらない)
※ピアニッシモ=とても弱く メッゾピアノ=少し弱く
5. 演奏する時間帯を考える
夜に練習するのは避けた方がいいかもしれません。
夜は周りが静かになり始めるころです。
なので少しの振動も人間に耳に響いてしまうでしょう。
深夜にやるのは絶対にNG!
夜やるならば、19時~22時くらいまでには演奏を終えているようにしましょう。
逆に休日だと朝や昼間がいいのではないでしょうか?
ちょっと調べてみたのですが…
昼より夜のほうが音が伝わりやすい理由があるみたいです。
それは空気中の温度が関係しているみたいです。
詳しくはこちらの記事を参考ください↓
防音豆知識!昼と夜の音の伝わり方の違い – リブグラフィ (libgraphy.co.jp)
遠くには音は伝わらないけど、周囲には響くみたいです。
6. ピアノを壁から少し離す
電子ピアノを持っている方は壁にピッタリつけて設置してしまう人が多いです。
しかし、壁に直接つけることによって音が壁を通して伝わってしまいます。
ピアノと壁の間に隙間があることで、その振動を緩和させることができます。
壁から10センチほど離すと良いでしょう。
7. カーテンを閉めておく
カーテンには音を吸音して反射を減少させてくれる役割があります。
なので打鍵音を外に響かせないためにカーテンを閉めるのは有効でしょう。
またボーカル収録や家でライブ配信する人もカーテンは閉めておいた方がいいです。
8. 音漏れしにくい賃貸に住む
物件には音漏れしやすい所としにくいところがあります。
特に鉄筋コンクリートや鉄骨鉄筋コンクリートでできた建物は防音性が高いと言われています。
コンクリートの壁や床の密度が高いため防音性能には優れているそうです。
逆に木造はNGで音を通しやすいです。
壁や床の厚さは18〜20cmほどある物件を探すと良いでしょう。
また線路沿いの物件は割と狙い目です。
その理由として防音対策が施されている可能性が高いからです。
程よく電車の音と打鍵音が混ざるため、そこまで神経質になることはないでしょう。
また住んでる人自体もそこまで騒音を気にしない人が多いでしょう。
なんせ線路沿いに住むくらいですから笑
おすすめの物件条件
・鉄筋か鉄骨造の物件
・壁や床厚18〜20センチほど
・線路沿い←意外と狙い目
実際に防音マットを使ってみた感想
僕はMIDIキーボードと机の間に防音マットを敷いていつも演奏しています。
実際に演奏してみて、直で聞くと多少なりとも打鍵音は鳴っています。
しかし扉を閉めて、周りの人に確認してみたところ、明らかに音が減衰しているようです。
防音マットをする前は打鍵音で迷惑と言われていたのですが、敷いてから一度も言われなくなりました。
確実に防音マットの効果は発揮されています。
僕はキーボードとマットの間に敷いているのですが、机と床の間にも敷いておくとよりいいと感じました。
正直防音室などを買うより断然コスパがいいので、防音マットをオススメします(笑)。
まとめ
今回はピアノの打鍵音の対策方法を8つ紹介していきました。
もっともコスパがよく手軽にできるのは、やはり防音マットを購入することです。
音楽を本格的にやるなら防音室を買ったり、クローゼットを改造したり、いい物件に住むといいかもしれませんね。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!
この記事が参考になったら嬉しいです。
それではまた次回!