kensiroukun’s diary

ケンブログ

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【DTM】ピアノでアルペジオの打ち込むテクニック!初心者向けに解説

 

皆さんこんにちは!RepaintKengoです! 

 

オリジナル曲を作るうえで立ち止まってしまう点、それは編曲です。

 

その中でもピアノアレンジってどうするの?

 

アレンジ方法は様々あるのですが、今回は定番のアルペジオという技法を紹介していきます。

 

 

この記事を見るメリット!

 

「アレンジの幅を広げられる!」

「どういう場面で使うのかはわかる」

「今すぐ活用できる」

 

記事を見るうえで最低限の情報

 

「簡単な和音の知識がある」

「DAWの使い方が分かる」

「ピアノかギターの知識が多少ある」

 

これらがあるとスムーズに記事を見ることができます。

 

もしない場合は僕のブログを参考にしたり、他の人の動画を参考にすることをおススメします。

 

それでは見ていきましょう!

 

その前に自己紹介をさせてください。

 

◆自己紹介◆

 

✅名前 Kengo 

 

✅経歴 建築学科卒業→内定を蹴って音楽の道へ

 

作曲歴2年目 成績「2」だった僕が、毎日コツコツ勉強して、40曲ほど楽曲制作に成功する。

 

現在ボカロ制作兼シンガーソングライターとして活動する中、ブログでの情報発信も行っている。

 

YouTubeでの毎日作曲配信で視聴者さんと交流したり、曲作りをしている。

 

そんな経験から、DTM講師としてのアドバイザー案件を獲得する。

 

現在はLINE公式アカウントで、DTM作曲のお悩みを解決する無料カウンセリングを実施中。

 

 

 

 

1. まずアルペジオとは?

 

アルペジオとは簡単に言うと、和音(コード)を単音に分解して流れるように弾く手法です。

 

本来和音は3つや4つの音で構成されることが多いのですが、それらコード構成音を単音で弾くといったイメージです。

 

アルペジオを使うことによってリズム感が生まれます。

 

アルペジオの例を出します。

 


www.youtube.com

 

冒頭では和音を使われていますが、Aメロから左手の演奏はアルペジオとなっています。

 

アルペジオの使われ方として、大体8分のリズムで刻むことが多いようです。

(ドラムとかもポップスは基本8ビート)

 

 

 

2. どの場面で使われるの?

 

曲分析をしてよく感じるのは…

 

・イントロ

・Bメロで落ち着かせたいとき

・サビ

 

イントロで使われる率は高いです。

 

簡単にアルペジオのフレーズを鳴らすだけでイントロ完成です。

 

「RADWIMPS」さんのスパークルがよい例です。

 


www.youtube.com

 

イントロは単純なアルペジオが鳴っており、Aメロが入ってもまだフレーズが使われております。

 

余談ですが、この曲ではアルペジオとコードがどちらも鳴っていますが、音域が違います。

 

和音とアルペジオ両方使いたい場合は、音域を分けるといいでしょう。

 

例、アルペジオは高い音で鳴らし、コードは低い音で鳴らす。

 

理由は、音の衝突を防ぐためです。

 

同じ音域で同時に鳴らしてしまうと、ごちゃごちゃしてしまい主体性がなくなってしまいます。

 

3. アルペジオを使うメリットとデメリット

 

アルペジオは曲の展開を変えてくれたり、バラード調にすることができます。

 

そんなアルペジオですが、使い方次第ではメリットとデメリットが存在します。

 

ではそれを紹介していきましょう。

 

アルペジオを使うメリット

 

個人的に思いついたのがこの4点です。

 

・曲の展開を変えてくれる

・ゆったりした曲を作れる

・フレーズに困ったときに使える

・アレンジの幅が広がる

 

では順に解説していきます。

 

曲の展開を変えてくれる

 

アルペジオは曲が次の展開へ切り替わるタイミング、つまりAメロなどの区切りで使われることが多いです。

 

例えば

 

「AメロとBメロで差別化をしたい」

 

「いつまで経っても曲が次へ展開しない」

 

「曲の変化をつけたい」

 

作曲初心者の場合メロディだけ聴いてみると、曲調が単調で変化がない場合があります。

 

そんな時にアルペジオを使ってみると、展開を変えることができます。

 

ゆったりした曲を作れる

 

アルペジオは基本的に8分のリズムを刻んで鳴らすことが多いです。

 

そのため早いテンポの曲にはあまり合わないと僕は考えています。

 

なのでアルペジオを使いたい場合は、なるべく早いテンポの曲を作らない方がいいです。

 

一般的なポップスくらいのテンポだったら大体使えるので問題はないです。

 

フレーズに困ったときに使える

 

「裏メロどうしよう...」

 

「ここのパート音が寂しいな」

 

などなど、困ったときはアルペジオを使えば解決です(笑)。

 

またアルペジオのフレーズはは様々な場所で活用できるため、音源として保存しておくのも良いでしょう。

 

アルペジオのフレーズを作ればコピー&ペーストで様々な場所で活かせます。

 

アレンジの幅が広がる

 

アルペジオの演奏方法は色々あります。

 

独自のアレンジ方法を見つけるのもありです。

 

王道パターンを理解していれば、アルペジオを応用させることができます。

 

自分の個性を表現できる演奏法といってもいいでしょう。

アルペジオを使うデメリット

 

メロディと音が衝突し、不協和音を生む可能性があるという点です。

 

アルペジオが鳴る単音の音と、メロディの音が隣合わせになった時不協和音を生みます。

 

隣り合わせとは鍵盤で見るとわかりやすいです。

 

 

例えばドの隣はド#。(隣同士)

 

f:id:kensiroukun:20231028135259j:image

 

この二つのタイミングが重なると音楽的に違和感を感じます。

 

アルペジオを使うとこのような現象が起きがちなので、注意が必要です。

 

4.打ち込みはピアノを弾けた方が便利!

 

そもそも作曲はピアノを弾けると圧倒的に有利だし、作曲スピードも変わります。

 

特にアルペジオの打ち込みは、手で打ち込むより指で弾けた方が手間がかかりません。

 

なのでピアノが弾けるととても作曲に有利に働きます。

 

ピアノの演奏くらいだったら、3か月くらい音楽教室に通えば弾けるようになります。

 

特にこの椿音楽教室 は全国で200以上のスタジオを中心にDTM講座だったりピアノ、ボーカル、その他11種類もの練習ができます。

 

ポイントとして都内にもスタジオが豊富にあるので近場の教室に通えるかもしれませんね。

 

初心者も歓迎みたいなので一度検討してみるのもいいかもしれませんね!

 

通いやすさで選ばれる【椿音楽教室】

 

5. アルペジオを打ち込む準備

 

まずアルペジオを打ち込むには2つの準備が必要です。

 

・和音(コード)を用意する

・ルート音を入れる

 

 

ルート音を入れず、和音だけで成り立たせる方法もあります。

 

曲に取り入れる前に練習でアルペジオを打ち込んでみるといいです。

 

和音(コード)を入れる

 

まず第一に和音を用意します。

 

これは自分の好きな和音(コード)を用意してみてください。

 

ここでは最も基本的なCメジャーコードを使っていきます。

 

Cメジャーコードドミソで構成されます。

 

画像のように配置してみてください。

f:id:kensiroukun:20231028131454p:image

 

用意できたら次のステップです。

 

ルート音を入れる

ルート音とは和音(コード)の最低音にあたる部分を言います。

※例外:オンコード(分数コード)は和音と和音の最低音が一致しない場合がある。

 

基本的にベースの音は和音の最低音を鳴らすことが多いようです。

 

では画像を用いてより詳しく解説します。(わかる人は飛ばしてもOK)

 

先ほどCメジャーコードを使いました。

 

ドミソで構成されています。

 

一番低い音、つまりドの音

 

これが一般的にルート音ということになります。

 

このルート音はオクターブ下にします。

(例、オクターブ下とはドの次に低いド)

 

こういう配置になります。

f:id:kensiroukun:20231028131454p:image

 

これで準備は完成です!

 

では早速アルペジオを使っていきましょう!

 

6. コード進行を使ってアルペジオを扱ってみよう

 

ここでは一番基本となるアルペジオの打ち込みを紹介していきます。

 

それでは王道パターンを紹介します。

 

ルート音と和音(コード)を前章で用意しました。

 

ここで言う和音のドの音を1度ミの音を3度ソの音を5度として表していきます。

(ほかのコードでも同様に、3つの和音を下から数えて1,3,5度と数える。)

 

まずルート音を先頭にもっていきます。

 

そして次にドの音(1度)を8分の1ずらします。

 

同様にミの音も8分の1ずらします。

 

ソの音も8分の1ずらします。

 

完成画像としてこんな感じに配置しました。

 

8分の1じゃなくても4分の1でも大丈夫です。

 

テンポの速さによって使い分けましょう。

 

f:id:kensiroukun:20231028131441p:image

 

これでアルペジオの完成です!

(一部のコードに対するアルペジオの完成。)

 

後はコード進行に沿って、上記の手順をやるだけ。

(C→F→G→Cというコード進行があったら、コードごとにアルペジオを作る感じ)

 

さっきはCメジャーでやりましたが、Gメジャーなども同様です。

 

例 Gメジャーの場合こうなります。

 

f:id:kensiroukun:20231028131548p:image

 

ルート音に加え、ソが1度シが3度レが5度ということになります。

 

試しにC→F→G→Cというコード進行にアルペジオをつけてみたので、こちらをご覧ください。

 

(今回テンポの早いのを用意したので、4分の1で再現してみました。)

 

【限定公開】コード進行CFGCのアルペジオ↓
https://youtu.be/rd_SGxbPS_E

 

感じとしてはこんな感じです。

 

簡単でしょ?

 

これが理解できたら色んなアレンジができます。

 

 

 

【DTMを使って趣味やアーティストを目指している方へ】

 

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まとめ

 

アルペジオの打ち込みどうだったでしょうか?

 

まずルートと和音を用意して、それをずらしながら演奏する方法がアルペジオでした。

 

アルペジオは編曲において重要度の高いものです。

 

色んな有名曲に取り入れられている手法なので、覚えて使ってみるといいでしょう。

 

アルペジオは応用編として、いろんな演奏方法があります。

 

アルペジオを使った応用テクニックを記事にしましたので、見たい方は今後活用ください。note記事はこちら↓

 

それではまた次回お会いしましょう!

 

 

DTM製作所のKengoと申します。 DTM製作所というアカウントでYouTubeにオリジナル曲を投稿しています。 ほぼ毎日YouTubeで作曲編曲雑談生配信中! このブログでは作曲やDTMに関するノウハウを読者さんに伝えていきます。 分かりやすく、ためになるブログを作る!をモットーに発信していきます。 また、別の視点から「こういう考え方もあるよ」というヒントを出せればいいかなと思っています。ぜひ参考にしてください!

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【運営者】:Kengo

【初出掲載】:2023年 12月3日

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