こんにちはDTM製作所のKengoです!
YouTubeでオリジナル曲を投稿しているので検索してみてください!
こんな悩みを持っていませんか?
「ピアノで自由に演奏したい」
「好きな曲を弾いてみたい」
「耳コピってどうやって練習するの?」
色んな記事を読み漁っても、なかなか理解できないことがあります。
今回は極力読者さんに分かりやすく説明していきます。
※注意 この記事は耳コピの方法ではなく練習法です。
自分はピアニストでも何でもないが独学で身に付けました。
だから皆さんも身に付けられるはずです。
そんな自分ができるようになった理由として…
まず自分がやったこと
・基本的な音楽理論を学ぶ
・キーボードを買う
・いろんなコードを覚える
・音に触れる
耳コピを練習するうえでこの4つは欠かせないです。
そして耳コピをするうえで必要になってくるのは…
・音楽理論の勉強
・コードを覚える
・音感←才能は関係ない
※今回音楽理論については詳しく説明しません。
それではみなさんも耳コピの練習をしていきましょう!
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1.ピアノの耳コピはどう弾いているの?
よくゆゆうたさんが即興で耳コピして弾いてますよね?
耳コピといえばゆゆうたさんです。
※分からない方は調べてみてください。
それはどうやっているのか?
曲を演奏するなら…
まず左手ではコードやルート音(コードの最低音)を鳴らしています。
そして右手ではメロディを鳴らしています。
右手でメロディに加えコードを装飾させたり、オクターブで音を重ねることもできます。(応用テクニック)
弾き語りするなら…
左手でルート音(コードの最低音)を鳴らし、右手でコードを鳴らしています。
これがざっくりとした弾き方です。
メロディを弾くならやや複雑で、弾き語りをするなら簡単って感じです。
2.耳コピの仕組みとは?
耳コピは曲を聴いてそれを弾いて再現することです。
耳コピの簡単な流れとして…
※キーボードのトランスポーズを活用します。
曲を聴く
↓
キーの特定をする
↓
ルート音(コード最低音)の特定
↓
それに合うコードを探す
↓
メロディを加える
流れとしてはこんな感じです。
耳コピの手順について分かりやすく書いた記事はこちらです↓
詳しく知りたい方は参考ください!
3.ピアノ耳コピの練習方法とは?
耳コピは正しい練習方法でやれば間違いなくできるようになります。
練習をしてすぐ上達する人と上達に時間がかかる人がいます。
その違いはただ漠然にやるか、学んだことを意識してすぐチャレンジするかです。
この記事を見てくれた読者さんもちろん意識が高いですよね?(笑)
ですのでしっかり学んで、すぐ実行に移しましょう。
きっとできるようになるはずです。
まず耳コピの練習方法は以下の7つです。
・練習用のキーボードを買う
・練習曲を決める
・コード表を見ながら練習する
・コード進行を覚える
・フレーズを繰り返し聴く
・最低音を聴き取る練習
・作曲をする
この6つのことを順に詳しく説明していきます。
練習用のキーボードを買う
ピアノで耳コピをしたいならキーボードを買うことをおススメします。
グランドピアノじゃなくてキーボードをオススメする理由として、トランスポーズ機能があるからです。
※キーボードにトランスポーズ機能がない機種もあるため注意!
グランドピアノでやると音楽理論を覚えるのはもちろんのこと、複数のコードを覚える必要があります。
耳コピのハードルを下げたいならトランスポーズ付きのキーボードを買いましょう。
またキーボードにはMIDIキーボードと電子キーボードがあります。
何が違うかというと…
MIDIキーボードの場合
MIDIキーボードは音楽制作ソフトと繋いで、ソフトから音源が出ます。
※MIDIキーボードはあくまでコントローラーで単体では音が出ません。
ソフトがあれば気軽に演奏練習ができます。
トランスポーズが付いてある機種もあるでしょう。
電子キーボードの場合
単体で音を鳴らすことができます。
ヘッドホンを使用できるので周囲の音を気にする必要がありません。
また音がアコースティックに近い音色を出すことができます。
しかしやはりMIDIキーボードと比べるとメリットが少ない気がします。
どちらかで悩んでいるなら個人的にMIDIキーボードを買うことをおススメします。
価格帯としても電子ピアノよりMIDIキーボードのほうが安いです。(自分の体感)
理由として電子ピアノは演奏しかできませんが、MIDIキーボードは色々ことに活用できます。
例えば、音楽制作 演奏練習 ライブでの使用 などなど…
イヤホンを繋げば騒音に悩む必要はなくなります。
僕が使っているのを紹介します。
トランスポーズ付きで練習や作曲、ライブで活用できます!
僕が調べた中で非常にコスパがいいものとなっています。
練習曲を決める
練習曲を決めるならなるべく簡単なのがいいです。
簡単のというと、コード進行が単純でずっと繰り返しの曲とかです。
個人的にセカオワの曲は比較的耳コピに適してると思っています。
またバンド系のものだとベースが程よくなっているので耳コピには適しています。
オススメの曲としては…
Tani Yuuki のW/X/Y
基本的にはAメロ~サビまで同じコードが続いています。
あいみょんのマリーゴールド
Aメロとサビはほとんど同じです。(若干違うけど)
Bメロが変わっています。
どれもコード自体は複雑じゃないので簡単です。
世界の終わり Habit
こちらもコードを簡略化すれば同じコード進行を繰り返してるだけなので簡単です。
コード表を見ながら練習する
この練習をすることで曲にはある法則がわかってきます。
それは既存の曲は大体同じようなコード進行が使われていることです。
むしろそれらのコード進行を覚える感覚で練習してみましょう。
曲のコード進行が載ってあるサイトがあります。
僕がよく使っているサイトはこちらです。
簡単弾き語りや原曲バージョンどちらもあり、好きなキーで弾くことができます。
このコード表をうまく活用するには、以下の3つのことを知る必要があります。
・曲のキーの特定
・Cメジャーキーのダイアトニックコード
・トランスポーズの使用
流れとして、曲のキーが特定できたら、トランスポーズして白鍵のみで弾けるようにします。
白鍵の状態にトランスポーズできたということは、Cメジャーのダイアトニックコードが活用できます。
※白鍵の状態で原曲を弾くことが可能
詳しく知りたい方はこちらも参考にしてみてください!
コード進行を覚える
理論として覚えるのも大事ですが、音として覚えるのも非常に大事です。
音として覚えれば、次第に既存曲でこのコードが鳴っていると判別することができます。
コード進行を覚える前に、基本的なダイアトニックコードを覚えましょう。
ダイアトニックコードとはCメジャースケールで構成された和音のことを言います。
まずこの7つを覚えましょう。
C Dm Em F G Am Bm♭5
それぞれ抑え方は簡単で、Cのコードはドミソと押さえる。
後はそのまま平行移動するだけ。
例 Dmだったら押さえ方はレファラ
※ドレミファソラシにはCDEFGABという英語表記で名がついているよ。
コードの英語表記はドレミファソラシの最低音にあたる部分。
つまりEmのEはミだから…
ミが最低音になるコードはミソシです。
Cメジャーのダイアトニックコードは白鍵を一個飛ばしに押さえることを覚えましょう。
これが理解できたら、コード進行を覚えていきます。
基本的によく言われているコード進行はCメジャーのコードで表されることが多いです。
また数字で表されることもあるでしょう。
例えば、4536という進行。
※この数字もドレミファソラシを表していて、ドから123・・・と数える。
なのでファソミラです。(FGEA)
これらを最低音に持つコードは…
F G Em Amということになります。先ほどのダイアトニックコードです。
これが理解できればコード進行は、ネットや本にゴロゴロ転がっているので参考にしてみると良いでしょう。
個人的に本で学ぶことをおススメします。
この本は定番から応用までコード進行が紹介されていて、耳コピだけでなく作曲にも使えます。
フレーズを繰り返し聴く
とにかく同じフレーズを繰り返し聴くことです。
耳が慣れない状態やコードの音を覚えていない場合は、フレーズを聞いてもさっぱり分からないでしょう。
この練習をする前に、コードの音を一つ一つ覚えてからにするといいでしょう。
そうすることで無理なく鳴っているコードが理解できるようになります。
最低音を聴き取る練習
最低音とコードは密接な関係にあります。
最低音さえわかればコードを大体、判別することができます。
例えば最低音がC(ド)が鳴っていたらそのコードはCである可能性が高いです。(オンコードと呼ばれるものがあるが…)
ドレミファソラシの英語表記とコードの英語表記は共通しています。
複数の音より単体の音を聴き取る方がはるかに簡単です。
なので耳コピする際は低音を意識して聴きとるようにしましょう。
また、音を聴きとる環境を整えることも大事です。
個人的に低音をよく聴きとることができるヘッドホンを買うことをおススメします。
作曲をする
耳コピの練習として作曲をすることをおススメします。
むしろ作曲スキルを上げれば耳コピも簡単にできます。
理由として作曲と同時に音感と音楽理論も身についてくるからです。
もちろん漠然と目的もなく学ぼうとしないと、いつまでたっても変わりません。
この音楽理論は難しいことを覚える必要はありません。
上記の書いたくらいの音楽理論で大丈夫です。
作曲することで頻繁に音と触れ合います。
なので自然と音感が身についていくはずです。
ぜひ作曲を始めてみてはいかがでしょうか?
4.完璧を求めなくてよい
耳コピは完璧を求める必要はありません。
基本的なルート音(コード最低音)を聴き取ってコードを判別できればOK。
たとえ複雑なコードが出てきたとしても、簡略化できます。
それはコードの最低音とコードの形が大体同じならそのように扱えます。
例 Csus4 というコード
初心者の場合これをそのまま耳で聞いて再現するのは難しいです。
なので簡略化します
Csus4→C
このように変化しても耳コピ上問題ないです。
Cということは最低音にC(ド)を持ち、コードはドミソで表されます。
形が似ているので、簡略化しても違和感なく弾けます。
余裕が出てきたらこだわればいいし。
まとめ
いかがだったでしょうか?
耳コピの練習方法を7つ紹介しました。
・練習用のキーボードを買う
・練習曲を決める
・コード表を見ながら練習する
・コード進行を覚える
・フレーズを繰り返し聴く
・最低音を聴き取る練習
・作曲をする
これらのことをインプットしてしっかりチャレンジすればきっと耳コピが上達するはずです。
もともと才能がない僕ですら耳コピができるようになったので、皆さんもきっとできるようになります。
努力で耳コピすることは可能です!
ぜひ実践してみてください!
YouTubeでオリジナル曲も投稿しているのでぜひ聴きに来てください!
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!
それではまた次回!