こんにちは!DTM製作所改め、新しく音楽ユニットを作った【Re paint】のKengoです。
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このチャンネルでは主にオリジナル曲を投稿しています。
気を取り直して…
今回は音階とは何なのか?を自称作曲家の僕がわかりやすく解説していきます。
このブログを読みに来ているほとんどの方が、作曲することを目指しているでしょう。
音階について知ることは曲を作る上で基本中の基本です。
しっかり覚えて帰ってください!
1.まず音階って何なの?
音階とは簡単にいうと、音を規則正しく配列した状態のことを指します。
音階のことを別名「スケール」と呼んだりもします。
音には12音ありますよね?
その12音の中で下から順番に鳴らして、選び抜いた音とことです。
定番の例が「ドレミファソラシ」になります。
これは12音から7つ選び抜いた音階です。
音階にも色々な種類が存在しています。
ここでは詳しい詳細は割愛しますが、例を挙げると…
琉球音階=ドミファソシド
これは沖縄地方の民謡に使われるものです。
民謡音階=ドミ♭ファソシ♭ド
これは日本の民謡に使われます。
その他にも海外圏から伝わる音階も存在します。
調べて実際に弾いてみると面白いかも知れませんね。
2.キーとは何なの?
キーとは「ドレミファソラシ」の様な音階をまとめてキーと呼んだりします。
まずドレミファソラシには英語表記で名がつけられています。
ドレミファソラシ=CDEFGAB
このことを覚えたら次のステップです。
このドレミファソラシの様な配列の音の鳴り方は、全部で12種類存在しています。
例えば、レミファ♯ソラシド♯
一番先頭の音はレなのでDです。
なのでDメジャーキーと呼びます。
音の数だけキーがあるので、キーには12種類存在しています。
またメジャーキーとマイナーキーの合わせて24種類存在することになります。
一般的に明るい曲調ならメジャーキーで、暗い曲調ならマイナーキーと判断されます。
キーの判断方法はその曲によく使われている音、つまり中心音を見つけると分かります。
ここではその方法は割愛。別の記事で詳しく書いていきます。
3.音階とキーの違いは?
意外とごちゃごちゃになってしまうのが、音階とキーの違いです。
僕が頭で解釈していることは…
音階=ある規則に従った音の配列のこと
キー=ドレミファソラシの様に聴こえる音階をまとめて呼ぶこと
ここの違いだと思っています。
音階はドレミファソラシの配列だけではない、ということです。
先ほども紹介しましたが、5つの音だけで表せる音階もあります。
4.曲でよく使われる音階の例
既存曲でよく使われる音階を見ていきましょう。
事例を知って自分の曲に活かせば、新しいアイディアが生まれるかも知れませんね。
ここでは定番である音階を2つほど紹介します。
メジャースケール(音階)
これが現代の音楽でよく使われれる音階です。
このメジャースケールとは「ドレミファソラシ」の様な並びによって構成されます。
この「様な」というところがポイントです。
実際に弾いてみると分かりますが、ドレミファソラシのような音の鳴り方は12種類存在しています。
例えば、レミファ♯ソラシド♯ ←Dメジャーキーと呼ぶ。
これも試しに弾いてみると、ドレミファソラシのように聴こえます。
このようなドレミファソラシに聴こえる音の並びを使って、曲を作っているのです。
自分の作ったオリジナル曲のほとんどが、このメジャースケールを使って作られています。
このスケールを使うことで違和感なく自然なメロディを作れるからです。
ヨナ抜きスケール(音階)
昔からあったけれど最近になって頻繁に使われ出したのが、このヨナ抜きスケールです。
どういうスケールかと言いますと…
「ドレミソラド」この5つで構成された並びの音階です。
何が抜けてるかそれは「ファ」と「シ」が抜けています。
音楽業界においてこのファとシの音は不安を表す音です。
このファシの音を多用することによって、すごく違和感で不自然さが出てしまうことがあります。
なのであえて、ファとシを使わないヨナ抜きを使う方法が生まれました。
すごく独特で綺麗な音階なので、使ってみることをオススメします。
使われている例をいくつか紹介します。
米津さんの打ち上げ花火 パプリカ
千本桜
5.音階を知ればこんなことができる
音階を知ることができれば、3つのメリットがあります。
・作曲の幅が広がる
・自然でいいメロディが作れる
・さらなるステップアップができる
一つ一つ解説していきます。
作曲の幅が広がる
色々な音階を知り、それを作曲で使ってみることで新たな発見ができます。
今まで定番のしか使ったことがないなら、海外圏から生まれた音階を試してみるといいかもしれません。
特に海外で流行る曲を作りたい場合は、海外でよく親しまれている音階を使ってみるのも一つの手ではないでしょうか。
アレンジの幅が広がること間違いなしです。
自然でいいメロディが作れる
作曲初心者がやりがちなのが、音階を知らずに作曲してしまうことです。
もちろん悪くはないし、個性は大切ですが…
個性が爆発しすぎて大衆にはウケない曲ができてしまうかもしれません。
「なんかメロディがダサいな」
そう思ったことはありませんか?
この音階を意識して作ることで、違和感なく自然なメロディを作ることができます。
自分の作るメロディがダサいなと思ったら、こちらの記事を参考ください↓
また音階に沿って違和感なく自然な曲を作りたい方は、こちらの記事も参考になるかと思います。↓
さらなるステップアップができる
音階を知ることは、音楽理論を勉強する上で最初のステップとも言えます。
音階を理解すれば、次はコードについて理解できます。
コードについて理解ができれば、曲作りや耳コピが容易にできるようになります。
こんな感じで少しずつでいいので、順番に学んでいくと良いでしょう。
ネット上ではやたら詳しく書きすぎている記事をよく見かけます。
確かに分かりやすいし勉強になるのですが、そこまで理解する必要はないと感じています。
僕の記事は必要な情報を最小限の文字数で、わかりやすく読者さんに伝えることを目標にしています。
今後ともよろしくお願いします。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回のキーワードは…
音階=ある規則に従った音の配列のこと
キー=ドレミファソラシの様に聴こえる音階をまとめて呼ぶこと
この2つを覚えれば音楽理論を勉強する上で、足掛かりになること間違いなしです。
音楽理論の基本中の基本ですので、もっと追求していってください!
音楽理論を勉強すれば、耳コピや曲などが容易にできます。
音楽人生を豊かにしてくれるので、楽しんで学んでいきましょう!
キーの仕組みはわかったけど、キーほどうやって決めたらいいの?
という方はこちらの記事も参考にしてみてください!
それでは今日はここまで!
また次回の記事でお会いしましょう。