こんにちは!DTM製作所のKengoです!
YouTubeでオリジナル曲を投稿しているので検索してみてください!
この記事を読んでいる皆さんは、曲の作り方が分からない人が大半だと思います。
適当に作っちゃっている人も多いのではないでしょうか?
曲を作るにも基本的なルールが存在します。
そのルールに基づいたとても簡単に作る方法を今回は紹介していきます。
作曲の手順を把握しておこう!
作曲には2パターンの作り方があります。
それはコード進行から考えてそれに合わせたメロディを作るパターン。
もう一つはメロディを先に作ってそれに合わせたコード進行を考えるパターン。
この2つがあります。
初心者は断然コード進行から考えてそれに合わせたメロディを考えることをおすすめします。
この2つどちらがいいのか、メリット、デメリットについても今後触れていきたいと思います。
作曲の簡単な流れ
僕がいつも行っている簡単な流れとしてこんな感じです。
テンポを決める
↓
それに合うリズムを作る(ドラムでリズムを作れるとなおベスト)
↓
コード進行を決めて打ち込みをする
↓
メロディを作っていく
↓
完成!
いつもは大体こんな感じです。
テンポは曲を作る前に決めておいてください!(後から変更もできます)
手順がなんとなく分かってきたところで本題に入っていきましょう。
白鍵のみを使おう!
なぜ白鍵のみを使うかというと一番簡単に作れるからです!
それにコードも複雑な押さえ方のコードを使うことはあまりないですし、作曲初心者にとってはオススメの手法です。
白鍵のということは、その音階はもうすでにレールが引かれている状態ということになります。
まあ簡単に言うと、白鍵にのみで曲を作ると違和感がなく作れちゃいます。
これはその音階が持つスケールという話になってくるかと思います。詳しくは今度触れていきます。
しかし、この白鍵のみの音階(ドレミファソラシドのこと)はどうしても童謡っぽさを演出させてしまう傾向があります。
ですが、DAW(音楽制作ソフト)上ではキーを変える機能が備わっています。
なのでキーを変えることによって童謡っぽさからまた違った雰囲気に変更できるので、そこらへんは特に気にすることはないでしょう。
コード進行を決める!
ぶっちゃけコード進行なんてネットに転がっているものを使ってOKです!
コード進行には著作権がないので、むしろ初心者はガンガン使っていきましょう!
ここでいくつか有名なコード進行を紹介します。
これらはぜひ覚えておきましょう!
4156(ポップバンク)進行
4361(丸サ)進行
6451(小室)進行
1563 4145(カノン)進行
4536(王道)進行
ざっとこんな感じです。
この数字表記はドレミファソラシドにあたる部分です。
ドから数えていきます。
コードの押さえ方については今後記事を書いていきます!
例 ドは1 レは2 ソは5 ラは6
みたいな感じです。
コード進行を実際に打ち込んでいこう!
コード進行とは基本的にはルート音(ベース最低音)と3和音(コード)この2つで表されることが多いです。
今回はこの2つとも一緒に打ち込んでいきましょう!
ルート音を打ち込んでいく!
ルート音は基本的にコードの最低音を表します。
※コードの種類によって変わる場合があるので注意しましょう。
先ほど出てきた数字の羅列4536みたいなコード進行がありましたよね?
この数字は白鍵の音の場所を表していました。
なので4536は、ファソミラとなります。
なのでこの音がルート音(ベース)にあたる部分です。
一番低い音なのでピアノでいう左手で演奏することが多いかと思います。
なので音域としては一番低い鍵盤の音から1オクターブ高い位置で弾くことが多いです。
※一番低いドレミファソラシから次のドレミファソラシのこの部分を1オクターブの位置
ルート音が打ち込みできたところで、3和音(コード)を打ち込んでいきましょう!
3和音(コード)を打ちこむ!
白鍵のみを使う場合において、基本的なコードの押さえ方は7つ存在します。
まずはドミソの指の押さえ方を覚えましょう。
コードは白鍵のみにおいて、一つ飛ばしで押さえればコードの完成です!
例 レファラというコード(間にミとソが入ってあって飛ばしている)
コードは基本的に3つの指で押さえることが多いですが、その一番低い音の場所を数字で表すことが多いです。
さっきの項目でも出てきたように、例えば4536という進行があります。
ドから順番に数えて4の音はファの部分にあたります。
なので4のコードの押さえ方はファラドになります。
同様に5のコードの押さえ方はソシレになります。
そんな感じで当てはめていくと良いでしょう。
こんな感じでやればコード進行ができていきます。
音域としてはピアノでいう右手パートにあたる部分なので、鍵盤でいう一番低いドから2オクターブ高い位置くらいで打ち込むといいのではないでしょうか?
コードの色々なアレンジ方法についてはまた別の記事に書きます。
メロディを作っていこう!
コード進行を何度も聴いてそれに合うメロディを作る!
といいたいのですが、ほとんどの人はなかなか思い浮かばないですよね?(笑)
なので僕が曲を量産しまくれた方法を伝授します。
まずメロディラインのリズムを作る!
メロディラインのリズムから先に作っちゃうことです。
なのでリズムよく自分の好きなリズムで、ドを押してリズムを打ち込んでいきましょう!
こうすることで曲の土台が見えてきます。
後で修正することも可能なので、まずは簡単にやっていきましょう!
有名曲のリズムを一部参考にして打ち込んでいくのもいいかもしれませんね!
リズムは一緒でもメロディが違えば誰も盗作したなんて気づきません(笑)
※この手法は合法です!
DAW上で音を動かしてメロディを作り上げていく!
リズムが完成したら、今度はその音をいい感じで動かしてメロディを作っていきましょう!
この時も音を外さないように白鍵を使っていきましょう!
詳しくは別の記事で解説するのですが、メロディラインは流れるように意識して作ってみるといいかもしれません。
よく派手に音を跳躍させすぎちゃっている人をよく見かけるのですが、個人的にはあまりおススメしません。
好みにもよるかもしれませんが、跳躍させすぎると聴いてくれる人が混乱してしまいます。
「跳躍はスパイス!」
たまに入れるみたいな感じがちょうどいいのです。
メロディは、コードの構成音(使われている音)と同じ音を使う。
このことを意識してみてください!
音感やセンスがある方は、一度コード進行を聴いたら、それに合うメロディを探すことができるかもしれません。(自分はできないが💦)
メロディラインと使われているコードを照らし合わせてみるといいかもしれませんね。
こうすることでコードとメロディの音がいい感じに合わさって、気持ちのいい曲に変化することでしょう!
キーを変えてみる
白鍵のみで作ったため、どうしても童謡っぽさや単調さが拭えません。
なので出来上がった曲のキーを変えて、曲調を変化させていきましょう!
変え方はお使いのDAWソフトにたいてい備わっているので、色々検索してみるといいかと思います。
まとめ
今回は僕が普段やっている作曲手順を紹介していきました!
この方法はDAWソフトがあること前提の話ではあるのですが、この方法をマスターすれば曲を量産できるのではないでしょうか?
まずは白鍵のみを使って作曲する!
このことを意識して取り組んでみてください!
それで慣れてきたら白鍵以外の音(スケール外の音)を使うのもありだし。
黒鍵なんかをいい感じに混ぜることで、エモさが増します。
何回もこの記事を読んで頭に入れていきましょう!
僕はいろんな情報を入れて、作曲ノートを作ってメモしてました(笑)
一人でも多くのDTMerが生まれることを望んでおります。
それでは今回はここまで!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
それではまた!